こんばんは。
考える人、吉田結美です。
明日から着手すべきことを書き留めたりしつつ
今日は一日、ぼーっと過ごしました。
↑の写真は、
友人の展示を見に藝大へ行く途中で見つけた
水滴群です。
千切れずにロープにくっついて
でも撥水効果で玉ころのように
ぷつりと盛り上がっていて。
ついつい撮影してしまいました。
ロープにしがみついて「しずく」として存在するこの水滴たちは、地面に落ちたら「しずく」ではなくなり土中の水に合流して、そのうち蒸発して大気の一部になっていきます。
この循環を先日コメントにあった事実と真実を絡めながら喩えて、人の思考について考えてみたいと思います。
「しずく」を一つの知識や経験
地面を自分の心や頭や体
大気を外界(自分の外の世界)としたとき
その大気(外界)から雨(事実)が降り注ぎ
土(私たち)に染み込んでまた大気(外界)へ
戻っていくというように見ることができます。
その中で私たちの心や頭や体は、外界にある事実を吸収して蒸発させるまでの間にじっくり感じて考えます。
それを繰り返すことで、自分の中に吸収したときだけではなく、大気にあるさまざまな要素を自分なりの真実として見つめられる視野を持てるようになっていくのではと思いました。
自分なりの真実というのは
大気をただの大気という括りではなく
大気にはどんな要素が含まれていて
それは自分にとってどんなもので、、
ということが考えられるようになるのではと。
事実は誰でも認知できるものだけれど
真実はその人その人で違うものになる。
その真実というのは、人や物事と関わって
自分に吸収して、味や舌触りを感じ取って