今回は、「長期に渡って自分がやりたいこと」の1つを書き記したいと思います。


改めて、自分が目指したい方向性を文字にして整理することで、それを俯瞰できるようにすることも目的として...




結論から記すと「自転車を通して、社会全体の健康寿命の延伸に貢献したい」というものです。


"健康に対するアプローチ"

おそらくこれが、自分のライフワーク[生涯の仕事として人生を捧げるテーマ]になります。




巷のニュースでは、医療技術の発展の朗報が度々伝えられています。

昔に比べて、圧倒的に長生きする方が増えました。


一見これだけを見ると、嬉しい話ではあります。


ただし、こういった医療技術の発達により日本全体の平均寿命が延伸している一方で、その発展に追従していない事実があります。


それが「健康寿命」なのです。



「健康寿命」とは?

詳細は省きますが、定義は「日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間」というものです。(Wikiより引用)


意訳すると、「他人の介護が必要ない健康的な期間」ということです。


現状、平均寿命と健康寿命の差は、H28年において男性8.84年、女性12.35年となっています。




この期間というのは、誰かの介護が必要で、医療費も発生する期間です。

また、この差は基本的に横ばいで、平均寿命の増加に比例して健康寿命も同量増えているのが現状です。


また、もう一つ我々若い世代が直面しなくてはいけない事実があります。



人材論・組織論の世界的権威、リンダ・グラットン氏の共著書「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」において、こう著述されています。

"いま、先進国で生まれる子供は、50%を上回る確率で105歳以上生きる。(中略)今20歳の人は100歳以上、40歳の人は95歳以上、60歳以上の人は90歳以上生きる確率が半分以上ある"


これについては、自分の知識量では計り得ないですが、現在の平均寿命の増加グラフの動きや医療・ITの技術の発達を見ると、ありえない話ではなさそうだなぁというのが正直な感想です。



介護が必要な期間 = 経済的・人材的負担が発生する期間です。

その需要は、現在の超高齢社会がより進むにつれ、大きくなっていきます。

そして、詳細は省きますが、その負担は年金や社会保障費として、回り回って我々若い世代に大きくのしかかってきます。


「え、マズくねそれ...
え、マズくねそれ!?」

素でこんなこと言ってました笑



だからこそ、OSIROの方々がこれから活躍を目指しているアーティスト・クリエイター他などに提供されているこういったプラットフォームというのは、今の若い世代のエンパワーメントの機会やさらなる活躍の場として、国や会社に依存せず個として生き抜ける力を得るために、非常に注力されるべき要因の1つなのです。



そんな事実を知った上で、今やりたいこととして定めたことの1つが
「自転車を通して、社会全体の健康寿命の延伸に貢献したい」
というものです。


今現在はそのための知識のインプットや、アイデアを練る、その活動に注力するための地盤固めなどを行っています。


つまるところ、「自転車の普及に尽力」ということですが、これには健康増進以外に様々なメリットがあります。


・1つの趣味になり得る
・通勤と運動を兼ね得る = 満員電車に乗らなくて済む = 時間の制限にとらわれない、ストレス低減、病気の感染などの機会が減る
・全身の運動なので、効率よく体を鍛えつつ、ダイエットも可能
・ロジスティクス業界への応用
・お財布に優しい
・他の運動(特にランニング)と比較して、体への負担が少ない
・車よりも目的地へのアクセスがしやすい場合がある

などなどなど...



もちろんまだまだ交通インフラが整いきってないなど、デメリットもあるのでケースバイケースではあります。

もっというと、健康増進は自転車でなくても出来ます。

ただ、個人的な考えではありますが、「自転車は健康に対して一番効率の良い投資法」と考えています。

健康を維持し、理想なボディスタイルを維持でき、なにより都心なら満員電車に乗らなくて良いのは個人的に重要なポイント笑




だいぶと長くなったので、最後に自分の健康に対する考えを記してまとめます。


「お金の問題や家族・大切な人との時間、働くことや趣味の時間
これらは健康という土台があって初めて成り立つもの」

だと自分は思います。

健康に関わる問題は、これから迎える超少子高齢化を前にして"喫緊の問題"です。

健康に十分な配慮と投資をすることは、将来の自分と家族・大切な人を守ることに直結します。

長ったらしく書き連ねましたが、これを読まれた方にとって何かしらのきっかけになれば幸いです。


ここまで辛抱強くお読み頂き、ありがとうございました。