ゆうみちゃんの物思いブログに応えて、目標達成とセルフマネジメントについて書いてみようと思います。


最近のホットな自分の体験ついて。長々と書いてみようと思うので時間のある時にゆっくり読んでいただければと思います。




今年の明け頃、突然、32歳一児の子を持つ知り合いから「ママ友の娘の家庭教師をお願いしたい」と声がかかった。


依頼の内容は、中学3年生で7週間後に受験を控えていて、志望する公立高校に合格するために、全教科(国語、数学、理科、社会、英語)の指導をお願いしたいとのこと。




教員免許は持っているものの、実際に誰かをまともに指導したことはないので、最初は


「この依頼は引き受けるべきだろうか」


と正直悩んだ。



「その子の人生の責任を俺は取れるのだろうか?」と自問自答したが、逃げるのは簡単だし、これも何かの縁だと思ってチャレンジしてみることにした。


というのも、なにをどうしたらいいか全くわからなかったわけではなく、覚悟を決めるのに一呼吸入れたかっただけだったのだが。笑




結果から言うと、その子は無事、公立高校に合格することができ、親御さんにはすごく感謝された。





前置きはこの辺で、

実際にその過程で俺が何をしてきたか。



彼女のことを色々リサーチしてみると、


「横須賀総合高校に行きたい」


とのこだった。


ここが特に決まってなかったらどうしようかと思ったが、彼女の目標が明確だったので、安心するとともに、「大丈夫だ」と思った。


この目標設定が前提となって、まず初めに何をしたかというと、彼女の現在地とゴールとのギャップを明確にした。


これで、目標達成の50%が終わる。

なぜなら、現在地を知ることで何をすればいいかがわかり、ゴールへの道筋が描けるから。



合格するためには、5教科合計300点を取ること、言い換えると一教科平均60点取ることが必要で、直近の模試の結果は合計190点。


よって俺の仕事は、「7週間で5教科合計110点upさせること」になる。


これを前提に過去問を研究し、どう1教科あたり60点を取るのか(to do)をリストアップしていく。


そして、物事を習得するときにいつも意識することは、『構成要素に分解して、構造化し、各要素を個別に習得』すること。ビジネスの世界ではよくBPR(Businesses Process Reengineeringプロセスの再構築)という。これがめちゃくちゃ効いてくる。




ここでは英語について書いてみようと思う。


英語の構成要素は、Reading・Writing・Listening・Speakingの4つに分かれいて、これらを別々にトレーニングしていく。(そうすると格段に効率が上がる)


そうすると、最初の1~2週目はListeningみたいな感じで、必然とto doがはまってきて、後はやるだけの状態になる。



やり始めたらもうくよくよ考えてはいけない。目標達成においては、気分でやってしまうとほぼ失敗するので(これは自分も経験がある)、とにかく無心になってやる。




こんな感じで、後は彼女にこの作戦とその意図とやることを伝えて、後は常に、彼女が今どの状態にまできてるかを常に評価して、微修正をかけ続ける。




ざっとこんな感じだろうか。

本当に彼女を合格させてあげることができてよかった☺️