暑中お見舞申し上げます。




皆様、どんなお盆をお過ごし、ないしは過ごしたでしょうか?



世間様がひと夏の思い出を創っているさなか、自分は仕事等の理由から、普段とさして変わらず過ごしております。



以前までは毎年、新潟の祖母の家に親戚一同集まって、2日連続日本海を泳ぎまわり、焼物から刺し身から、海で楽しんだら次は山へ行きの、ご飯を食べに行きの、楽しい盆を過ごしていたものです。







いわゆる孫に当たるのは自分を含め6人いるのですが、今や中学生の子を除いて皆それぞれ就職したり海外に行ったりなどで、なかなか集まれないのが寂しいものです。



特にその中学生の子には、自分たちが経験したように、大人数で団らんする楽しみを子供のうちに思い出としてしっかり体験させてあげたいこともあり、昨年まではどんな事情でも必ず行っていたのですが、今年はどうしても叶わず。



祖母やその子にはこの期間中、度々連絡してその代替的な事をしてあげています。






子供の頃楽しかった記憶、特に節々の思い出っていつまでも覚えているものですよね。

自分は今でも「あのときこんな事をしたなぁ」という記憶は鮮明です。



その記憶や体験、特に家族や親族との経験の多さって、将来の人生の豊かさに大きく影響を与えると思うんですよね。



それが、なんとしてでも新潟へ行ってその子や祖母と時間を過ごしたかったという理由の1つでもあり、その数だけ恩返しをしたいという気持ちも高まります。






もちろんこういった団らんは成長に伴っていつまでも続かないもので、必ず終わりがあります。



だからこそ、終わりを意識して、その前に準備できることがあると思うんです。



今年はその準備も兼ねたこともあり、新潟へ行くことを取りやめました。






以前にも同じようなことを書いたような気がしますが、一人暮らしを始めてから、家族と過ごす時間の大切さを強く実感しています。



ちょっと取りようによっては悲しい話かも知れませんが、終わりを意識して描くこと、この歳になってくると考える必要があるなって。



自分が今24歳で、両親が今いくつで、祖母が今いくつで。



それぞれ何年には何歳になっているか。



恩返しをしたいなら、そこを定めてから、バックキャストで目標を刻んで、今を行動しないといけないなと、スマホの操作を覚えた祖母から送られてきた写真を見て想った、この盆暮れです。

丸山家は皆、中学生の子も含め、海を泳ぎ、潜れます笑