こんにちは。
The Thinking Time(以下TTT)主宰の吉田結美です。





9月になってしまいました。



…なってしまいましたが、

こちらはTTTブログ8月号です。

どうぞよろしくお願いします。




7月25日(土)に
しゃべろう会Vol.6を開催しました!
今年2回目のしゃべろう会です。


参加者は全員合わせて6名。
今回のTTTブログはしゃべろう会 Vol.6のまとめを書こうと思います。記事後半には次回告知としゃべろう会の概要もありますので、最後までご覧いただけると嬉しいです。



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今回のゲストは菊地綾子さん。
女子美術短期大学、武蔵野美術大学を卒業後、鎌倉を拠点に制作・活動。

〈主な近年の展示〉
『間』新宿眼科画廊、『soro exhibition 』『19巡20』  gallerygigi、『若手支援プロジェクト バリュープライス』『edge』いりや画廊             




しゃべろう会はゲストさんによって講演型と会話型のパーセンテージが変わるイベントだと考えています。リモート参加もできますが、今回は全員現地参加で、講演型と会話型のバランスが4:6くらいだったかなと思います。


菊地さんとは、いりや画廊の若手作家支援企画『edge』でお会いしました。布を使った、物理的にレイヤーを入れた作品が、私の思考とも繋がりを感じてずっと気になっており、今回ゲストさんとして参加していただいた形です。

イベント内容について詳細には記しませんが、記事後半でイベントの時系列順にキーワードを羅列しています。ぜひご覧ください。



イベント全体の流れ
TTT主宰の吉田からしゃべろう会の主旨説明がされたのち、他己・自己紹介。その後は菊地さんが持ってきてくださったポートフォリオ(※)を見て、菊地さんの説明を聞きながら各自好きなタイミングで質問をしたり、コメントしたりしながら進んでいきました。鎌倉の古民家ゲストハウスの一室をお借りしたので、ちゃぶ台を囲んで終始和やかな雰囲気でした。


※これまで制作した作品の写真や、作品タイトル・サイズ等を記載したファイルのこと



和やかながら、今回の参加者はジャンルの異なったクリエイターばかりだったので、同じ言葉も違うニュアンスで使っていることがありました。



そういう誤差を翻訳し合って埋めていく、そういうステップを常に踏みながら会話を進めていきます。


それぞれの持つ言葉の概念が少しずつ違うだけで会話が噛み合わなかったり、途中であれ?となったりする。。



また、そういう翻訳作業をする中で、他人が自分を客観的に言葉で表現してくれたり、自分も何か別の視点を得て気づきがあったり、会話をするというのはそういう面白さと魅力があります。



互いの言葉を理解して会話をするためには、想像力と、何とか伝えよう理解しようととする根気が必要なのだな、と肌で感じた2時間でした。






菊地さんの作品を初めて見たときは、記憶を覗き込んで思い出す感じなのかなと思っていました。現在から過去の方向へ記憶の海を潜っていくような。



でも今回話を聞いていて、「思い出す」というより「思い浮かべる」という感覚が強くなりました。

(「思い出す」は「思い浮かべる」よりも感情が核にあるイメージがあります。)



浮上してくる記憶。より視覚的な景色。

(ピントが合ってるかどうかは関係なく)

その景色が並んだり重なったりしている。



ある一時一時を切り取ってアルバムのように並べている、あるいは重ねている。そして、それらを眺めている。そういう感覚、視点に変わっていきました。



最初の「覗き込む」主体は私ですが「思い浮かべる」主体は作品(作者)でそれを眺めているような受動的な見方に変わった気がします。



それは菊地さんの言葉を聞いて、作者の視点や感覚に触れたからだと思います。作者の視点が私の中で、私の視点じゃないものとして確立されたことでそうなったのだと。



人は、どうやって、どういう立場で作品を見ているのでしょう?一人一人聞いてみたくなりました。



しばらく時間が経ってから、改めて菊地さんのお話をお聞きしたいです。過去から現時点までのお話を聞いたので、ここから菊地さんの作品や考えがどう変化していくのか、すごく気になります。



菊地さんの作品や展示情報は

以下のリンクからぜひご覧ください!



Instagram
→ Instagram.com/kiku_ayakoko/

ホームページ
→







以下、今回のキーワードです。

レイヤー/受験/アート/キャンバス/縫う/空間が重なる/奥行き/絵の中のイリュージョンというより/物理的・体感的/跳ね返される/木枠/窮屈/トタン屋根/透ける/植物や風景/抽象化/シミ/窓枠/彫刻/絵の具を垂らす/貼る/絵というより作品/黄色い四角/リアリティ/リズム/記憶/朧げな世界/映像っぽさ/複数の視点/スクリーン/方向が変わる/絵を描きたい/実験/手工業的なもの/物理的なやりとり/体験型/絵画と言いたい気持ち/世界の不確かさ/現実/重ねる/想像してないことが起こる/頼る/分析/繋ぐ/描くことへの執着心/確認したい



会話の中には、自分が制作の中で感じていることと繋がる部分も多かったので、自分のことを俯瞰する貴重な機会にもなりました。


ゲストの菊地綾子さん、参加者の皆さん、今回はご参加いただきありがとうございました!ぜひまたお会いしましょう!




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以下は次回告知です
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次回しゃべろう会は9月。

ゲストは橋本勇郎さんです。


橋本勇郎さんとは、TTTのウェブシステムを作っている、オシロ株式会社が開催するコミュニティの勉強会で知り合いました。


スポーツメンタルコーチングを通じて「選手がパフォーマンスを高め競技を最大限楽しむこと」をサポートするお仕事をされています。


コーチとしての話をするというより、『心についてどう思うか』をテーマに、参加者同士で話し合ってみようというのが、しゃべろう会Vol.7の趣旨となっています。パーセンテージは会話型が大部分を占めそうな予感^^


ご興味ございましたらご連絡ください。



しゃべろう会について
しゃべろう会は、吉田結美が主宰する会員制オンラインプラットフォーム『The Thinking Time』(以下TTT)の公式イベントです。TTTのコンセプト《「考える」と「関わる」が私をつくる》に沿って企画しています。様々な人が関われるように外部参加を募って開催しています。しゃべろう会のテーマは『他人の価値観を見つめ、自分の価値観を顧みる』です。他人の価値観に触れることで見えてくる自分自身の価値観があると考え、そのきっかけの場として開催しています。






TTT主宰 吉田結美