こんにちは!
The Thinking Time主宰の吉田結美です。
大変遅ればせながら
TTTブログ11月号でございます。
12月ですけれども…
10月に行われたイベントの
振り返りをしたいと思います。
10月はちょっと特別な月でした。
10月のかんがえよう会は中止でしたが、THE MEANING NOTE(以下ミーニング・ノート)というコミュニティさんとのコラボ企画があったのです。
ミーニング・ノートコミュニティ
https://meaningnote.com
ミーニング・ノートさんは
意味付け力を高めて日々のチャンスを掴んでいくことを目的としたコミュニティです。
1人でもできるかもしれないことをメンバーと行うことで実現力を上げているのだと、コラボイベントでもひしひしと感じました。
実はTTT立ち上げ当初から、気になるコミュニティではありました。なぜなら、TTTも気づきを大切にしているプラットフォームだからです。
気づきはたくさんあります。おそらく通り過ぎている物ばかり。それらと意識的に関わることで視点を増やし、増えた視点で考えることで、また新たな気づきに出会う。
それを繰り返す中で自分の形(本心や好きなもの、自分を構成するもの)を見つけられるのではないか?
ミーニング・ノートさんは気づきのプロセスを共有することで達成率を上げています。TTTはあくまでもきっかけ作りの場所で、生活の中に染み込むような変化あれば良いなというスタンス。
根幹にある思想は同じだけれど、表現の仕方、コミュニティの性質が異なるのですね。
そんな2つのコミュニティが
どのようにコラボしたかといいますと
『ミーニングナイト』というミーニング・ノートさんの公式イベントに私がゲストとして参加し、ミーニング・ノート主宰の山田智恵さんと対談するのをオンラインで配信しました。基本的には智恵さんが質問を、私が回答をするという形。
その後はグループに分かれて「面白いと思う瞬間」について話す時間を取りました。面白いといっても「funny」というよりは「interesting」の方、興味深い・惹かれるというニュアンスの「面白い」です。「理由はわからないけど、なぜだか面白い」と思うような。
感情よりも感覚で捉える「面白い」。
最後は一人一人、感想を言っていきます。
私が驚いたのは、30秒という短い時間でもミーニング・ノートの皆さんはきちんと感想をまとめられていたことです。
私は思ったことを時間をかけないと自分の言葉にできないので、私にはとってはなかなか難しいことです。トレーニングすればできるかな…。
気づきの瞬間や気づく対象はその人の記憶や興味によって変わると思いますが、そもそも気づくことの概念が、智恵さんと私で異なっていたことも印象的でした。
智恵さんにとっての気づきは、「Aは○○だからBは△△」という理解を含んだもの。
私にとっての気づきは理解できなくても何かに意識が向いたその瞬間のこと。
そういった概念の違いによってイベントの打ち合わせの時は話がうまく噛み合わなかったのです。この微妙な噛み合わなさはなんだろう?…と思うそれも、私にとっての気づきとなります。
もちろん、最終的には智恵さんと同じところまで行くので、全く違うというより、物事と対峙して考察して結論(さらなる仮定)を出すまでの、どのポイントを「気づき」と呼ぶかという話なのかなと思いました。
私は気づきを思考のきっかけと捉え、智恵さんは気づきを思考の結果と捉えているのではないだろうか、ということです。でもあくまでもこれは気づきと認識した瞬間なので、気づきの連続があるのではないかとも思っています。
人によってはその思考の過程全体を「気づき」と捉えているかもしれません。
全て気づきとするならば、「気づきを育てているようですね」というコメントをお借りして以下のようなイメージも描いてみました。
私と智恵さんの気づきの認識の違いを下図に当てはめるならば、私の言う気づきは種部分、智恵さんの仰る気づきは花部分。そうすると「最終的には智恵さんのところまで行く」という私の言葉も説明しやすくなります。
今回、「気づき」をテーマにいろんなお話をしたり聞いたりする機会をいただき、自分がいつどの瞬間から思考を始め、どんな過程を経てどんな思考に至るのかということにさらに興味が湧きました。自分だけではありません。いろんな人のお話を、もっともっとお聞きしたくなりました。
貴重な機会とお時間をいただき、智恵さんやミーニング・ノートの皆様、参加してくださった方々には感謝しています。ありがとうございました。ぜひまたどこかでお会いしましょう!
今度はリモートではなく、実際に顔を合わせたいですね。
さて、12月に入ってしまったので直前の告知となりましたが、12月12日(土) 14:00〜16:00 にかんがえよう会Vol.8を開催いたします。
テーマは『電子メール』
私たちの交流のほとんどは文字、しかもフォントで行われています。
コロナ以前からそうでしたが、現在はさらに増えているのではないでしょうか。
いや、リモートの方が増えたのかな?
メール、メッセンジャー、LINEなどで人と交流する中での違和感や疑問、思うことを共有し、さらに疑問を深めようとする会です。リモート開催です。(リモートに対する苦手意識が強いので、リモートをテーマに考える会もやりたい…)
☆電子メールでのやりとりを会話と捉えているか?
☆場面や相手によって内容が変わるとして、その基準は?
☆送られてきたメッセージや絵文字が理解不能だったことはあるか?
☆手紙とメールの共通点・相違点ってなんだろう?
電子メールというテーマの中で好き勝手に疑問を置き合えたらいいなと思っています。ご興味ございましたらお気軽にご連絡ください!
以上、TTTブログ11月号でした!
TTT主宰 吉田結美